| ◇第1回農業体験ツアー | ||
| 元気な田舎づくりへの取組 | ||
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○安全な食と農を「農家」で体験する 今、いろいろな意味で注目の体験型観光、それがきっかけとなって地域おこしに成功した話もあるようですが、過疎最前線の中山間地で細々と自給農業で精一杯の日々を生きる私達にとっては、期待と不安が入り混じる初体験でありました。「いったいどのような人たちが来るのだろうか?」「どのようなイメージを持って来るのだろうか?」 「私達にとってどんな意味を持つようになるのだろうか?」....でもとにかくやってみよう。ただ1つだけはっきりしていたことは、会長の頭の中で「田舎はいいわね。」だけでは、帰さないぞ...。ということでした。農林業が捨てられて「安全な食物」を届ける畑やきれいな水と空気を生み出す山、田舎本来の機能が目にみえる速さで荒れ、失なわれていきます。それが都市に住む人にとっても無関係でないのだということを土の感触とにおいと共に、心の片隅に持ってかえって欲しい。それが受入側の当初のささやかな希望でした。 名称: 「和歌山 ほんまもん体験モニターツアー」 日時: 11月22,23日 参加費: 11,000円 1泊3食 宿泊場所:熊野川温泉さつき 募集人員: 25名 内容: ナタネ油しぼり、そば・麦・米の製粉と調理体験+農業体験 主催: 和歌山県、和歌山県観光連盟 |
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| ◇初日 1)作業の説明 休耕田に集まって一人一人自己紹介,から始まる。インストラクターは、お隣りの本宮町の松井さん、Iターンして10年,麦栽培歴9年。 「千ばの肥より一時の播き心」(播く時の時期や播き方、そして気持ち)を昔の人は言ったそうです。心して播いてください。熊野の山と熊野川に囲まれた自然豊かな畑です。 |
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| 2)麦の種まき 自分の播いた畝に名札をつけてもらいました。「責任重大」緊張の笑顔!大部分の方がクワを持つのも初めて。 |
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| 3)麦踏み この日は雨の後で土が湿っていて、大人の体重での麦踏みは無理のようです。松井さん「手製の麦踏みローラー」で、長男の田歌(とうた)くん6才が実演をしました。「去年はこの子が一反分を一人でやってくれました。」と聞いてみなさん「スゴイ」と拍手、拍手でした。 |
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| 4)エコフェルの燃焼実演 食用廃油からできた「エコフェル」をトラックターの燃料として使っている。左が従来の軽油で右がエコフェルです。環境にやさしくい畑からとれた燃料です。 |
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| ◇二日目 5)麦とソバの製粉 午前中は、インストラクターの松井さんが長年使い続けている年季の石臼での製粉の実演です。とにかく少しづつしか粉にはならないのです。あせらず、気長に、規則的に体を動かす。初めての若い方も「子供の頃を思い出しますね」という年配の方も結構はまってやり続け、たくさん粉ができました。 |
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| 6)ナタネの油絞り 家庭用の搾油機で少しづつ炒りながら搾っていきます。これも気長な作業です。油がこぼれてくると「わあ..イイ香り」 |
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| 7)ボン菓子の実演 インストラクターの田口さんのポン菓子の実演もありました。無農薬の玄米・小麦・大豆のできたてのポン菓子はさくさくして、本当に美味しいです。 |
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| 8)菜の花の間引き 今年の5月に収穫した畑からナタネが秋にたくさんの芽をだしました。少し間引きをしてサラダでいただきます。もう15cm程の大きさになっています。 |
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| 9)お食事 みんなで準備して辿り着いたお食事で〜す。 メニュー ・薪で炊いた黒米入りのごはん ・ひきたてそばがきダンゴと地鶏、地野菜たっぷりのお汁 ・地元手づくりこんにゃくの柚味噌田楽 ・ナタネ油ドレッシングのサラダ ・間引きナタネのごまあえ などなど |
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| ◇みなさまの感想は 最後にまた車座になって皆さんから一言づつ感想をいただきました。 ●石臼をひきながら、効率ばかり追い求めてきたけれど、そうじゃなくてゆっくりやることの中にも価値があるように思えた。 ●子供の頃おばあちゃんがやっていたことを思い出してとても懐かしかった。 ●おとうさんの農業を手伝って畑で遊ぶ子供たちの元気さが都会育ちの自分の子供とずいぶんちがう。 「農業をやっている人ってなかなかかっこいいと思った」という感想には、男前のインストラクターたちは、内心最も喜んだのではないでしょうか...? ◇受け入れ側の想いは ●限られた人づきあいの中で黙々と作業する毎日だから、外の人の視点に触れるのはいい刺激なり、参考にもなった。 ●今日はこれで良かったけれど、家族や小人数でじっくりコミュニケーションをとりたい。自分たちもこの体験を通して学びたい。 ●一回こっきりではなくて、繋がって行く交流がしたい。一回では少しのことしか伝わらない。などの感想でした。 ◇生育情報 11月23日に種をまいてもらった麦はもう芽を出して寒さをしのんでゆっくり育っています。このホームページで成長ぶりは報告しますので、どうぞいつでも会いに来てください。「足音が一番の肥料」という言葉があります。そして土のにおうと感触は私たちの「肥料」ではないでしょうか。5月末の収穫までいつでも体験できる作業があります。麦の他にもナタネ、じゃがいも、米など一年中作業は盛りだくさんです。 ◇小麦の第1回発芽状況 2002.12.5 ◇小麦の第2回発芽状況 2003.3.5 |
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| NPO共育学舎 代表 三枝 孝之 〒647-1221 和歌山県新宮市熊野川町西敷屋450 TEL/FAX 0735−47−2160 E-mail:saigusa@zb.ztv.ne.j |
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