最後の昼食は窯焼きピザ。あっという間においしいピザが焼けます。土と火のある生活。すでに田舎暮らしを楽しんでおられる方々だからこそ、新しいヒントをまた生かして下さることでしょう。
竹炭の優れた効果が知られてきています。この炭窯はこの先ずっと活躍することでしょう。
初日の午後数時間で、学校の校庭に、ドラム缶を利用して赤土で仕上げる簡易炭窯をみんなで作りました。先生は学校のお隣に住むもと炭焼きの中楠さん。初窯に今回は竹炭を焼いてみました。竹林の増加が環境問題になる一方、
【主催】NPO共育学舎・和歌山大学紀南サテライト
【日時】2005年11月18日(金)13:00 〜 20日(日)1:00の2泊3日
【場所】熊野川町立旧敷屋小学校(廃校)
【参加者】 11名
参加者がもっとも興味を示していた自家製小麦での赤土窯によるパン焼き。小麦の製粉、もうひとつの重要な材料である、自家製のなたね油しぼりもいっしょにやりました。参加者の何人かは、小麦の種を持って帰りました。小麦と土窯の”種”がまかれるでしょうか?
最近TVでは「田舎暮らし」「自給自足」「スローライフ」などといったテーマが1つの流行です。国や自治体も田舎回帰を政策として勧めており、時流といえるかもしれません。そうした流れの中で、マスコミや行政による一面的な情報とはちがう、田舎の現場からの飾りの無い情報発信を、というのがねらいの一つでした。蓋をあけてみると、参加者は都会からの田舎暮らし希望者ではなく、地元ですでに自給的な暮らしを楽しんで実践している方々でした。2泊3日中、さまざまな情報、意見、思いが交換されました。地元の人、大学の先生、田舎に来ようとしている大学生、日本の有機農家で働きながらホームステイの旅をしているアメリカ人カップルなどが一緒になって、木造旧小学校の夜はにぎやかにふけました。
和歌山大学から、何度もゼミ生を連れて田舎や農業の体験に来ている経済学部の河音先生のお話。「目に見える社会、目に見えるつながり」がキーワード。視点を変えて考えてみることで、田舎にいる者にはなんでもないことも、貴重なことだと気づかされます。参加者からも、自分の身の回りの問題に関する本音の思いや意見が出され、良い「ゼミ」になりました。