水を吸うと急速膨張する繊維を利用した土嚢袋。手前のブルーシートは簡易水風呂。
【主催】 和歌山大学・三重大学・NPO共育学舎
【共催】 新宮市・熊野川町・熊野市・紀宝町・和歌山県・三重県
【後援】 (株)石橋石油・電源開発株式会社(Jパワー)
【日時】 2005年8月9日(火)13:30 〜 11日(木)11:30の2泊3日
【場所】 熊野川町立旧敷屋小学校(廃校)
【参加者】 大学教職員・学生・自治体職員・地元住民など約50名
和歌山県の起震車も来た。地震の揺れを体験中。
男子学生らが川と何往復もして組んできた水。飲み水用に浄化実験中。
熊野川河口付近で昭和初期までよく見られた先人の防災ハウス『川原屋』を間伐材で復元。慣れれば数人で一時間以内に解体・・組立てができ、洪水時にはたたんで家ごと避難したという。
夜も非常用ランプでディスカッション。
たきだしの燃料は薪。薪作りも体験した。ドラム缶を加工した調理兼用薪ストーブ(写真)のほか、丸太にチェーンソーで通気孔加工した簡易コンロなども実験した。
「災害に強いコミュニティづくりの紀伊半島モデル」を目指して
「災害に強いコミュニティづくりの紀伊半島モデル」を目指して、大学、自治体、企業と協力して開催した防災合宿です。水道・電気・ガスが切断し、孤立したと仮定して、自然エネルギーと防災食品を主に利用して生活しました。決まったマニュアルを訓練するというより、自由な発想で様々な試験的試みを盛り込んだ合宿でした。つまりこれは模索の一歩ということです。実験ひとつひとつの内容もさることながら、大勢の多様な人間が一箇所に集まって協力して生活する難しさとおもしろさ、それが、案外もっとも「災害に強いコミュニティ」への大切な学びかもしれません。猛暑の中シャワーもあびれず、川からの水汲みなどがんばった皆さん、お疲れ様でした。