私たち一人一人が地元の『木を生かす』道を模索したい!

すべてを人の知恵と体力でまかない、山と人が向き合って暮らしていたのがほんの40年前。
そして現在は、必要量の8割以上を外国から買う現状。使われないで朽ちていく自国の森林
資源はエネルギー自給を一気に高める可能性を秘めていながら、世界規模のコスト競争という
壁に直面しており、
搬出コスト削減のためのテクノロジー開発が必須である・・・。
午前と午後のプログラムがある意味で対照的だったので、参加者もいろいろ考えさせられた
ようで、最後は活発な意見交換となりました。林業の抱える問題は深く大きいわけですが、
行政やテクノロジー頼みになる前に、
私たち一人一人が地元の『木を生かす』道を模索したい
ものです。林業はこれからも、共育学舎の重要なテーマのひとつとして取り上げていきたい
と思います。

                                                
午後は、近畿大学澤井先生の講義。日本が
いかに自国の森林をなおざりにして外国の
森林資源を買っているのか、などなど、現状
と未来図を具体的なデータをもとにお話いた
だいた。
現役で山仕事
をしている宇井
さん(西敷屋)
が手伝ってくれ
た。
体で木と向き合う、
とても貴重な体験。
参加者の1人、ドイツ人の修験僧が
見事なほら貝で山の神に挨拶。
近くの杉植林地にて実演。枝打ちや
皮むきのため立ち木にのぼる道具。
シンプルかつ実用的なすぐれもの。
講師は地元西敷屋の吉野さん。
約40前の林業について、当時の
道具をずらりとそろえてわかりや
すく教えてくれた。
お昼はめはりずし。参加者の1人が先生に。各自、
自分の食べる分をでっかくにぎって『いただきます』
三月の共育学舎
 
『木を生かす』体験学習会
時 平成16年3月7日 (日) 9:30〜15:30
場所 熊野川町立敷屋小学校、熊野川町西敷屋の森林
        参加者 31人

森林のもたらす恵みは計り知れません。しかし農業同様、林業もその大切さが
忘れかけられています。林業関係者以外の人たちがその現状と役割、そこに
蓄えられた先人の知恵を知ることには大きな意義があります。森林の問題を知る
ことで生活の意識も変わります。使う人がいてこそ木が生かされます。どうやって
自分たちの生活の中に『木』を再び活用していくか、一人一人が考えるときだと思います。
午前: 地元の方から昔の山仕事について
午後: 近畿大学の先生から『国産木質バイオマス(森林資源)のエネルギー利用』

というテーマでお話をききました。

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