![]() |
2006年正月より日記の開始 共育学舎代表 三枝孝之の独り言コーナー。 頻度と何時まで続くかは「風の吹くまま」ですのでご了承下さい。 |
|
| 日記 〜Iターン百姓のひとり言〜 | ★ 4月〜6月の活動日記 ★ 7月〜9月の活動日記 ★ 10月〜12月の活動日記 |
| 2006年1〜3月 | ||
| 3.21 国内産ヨモギ 3.20 新たなスタート 3.18 百姓とボランティアキャンプ 3.16 仕事と若者 3.14 地場産品と冷凍食品 3.13 二次審査会&交流会 3.10 論文 3.6 懸賞論文二次審査、外国人との生活 3.4 春近し 2.28 人生の幕引き 2.27 50代の課題 2.25 嬉しいメール 2.24 膝の痛み 2.22 巻作り 2.20 百姓の良いところ 2.19 スロー? 2.16 肉眼では見えないもの。 2.15 若者からの手紙と地域審議会 2.12 パン焼きの会・心の埃 2.10 ウーファーたち・パン窯 2 8 70兆円のビジネスチャンス? 2.4 命 2.3 節分 2.2 懸賞論文・若者 1.29 自然治癒能力 1.28 台湾 1.9 百姓の世代交代は 1 7 七草粥・団塊世代の一人として 1.6 人日の節句 1.4 ウーファー2人滞在 1,2縁起がいい? 1,1謹賀新年 |
3.21 国内産ヨモギ ヨモギを栽培するための畑を準備する。薬草園に向けての第一歩である。猿も鹿も猪も食べないから電気柵はいらない。収穫したらパンやお茶や利用価値はある。余談だが中国産ヨモギに残留農薬があり、国産ヨモギが品薄だそうだ。もういい加減に中国や外国からの輸入に頼るのをやめるべきである。お金に目がくらむとは恐ろしいことである。 |
|
| 3.20 新たなスタート 若者がトラックで荷物を運んできた。もうすぐ彼らとの生活が始まる。私がとやかく言うよりも、若者の勢いに任せる方が良いと思っている。時を同じくして私の建てた家(小屋)に住みたいという人が現れた。全国紙の記者で今月で退職する。以前から取材等で顔見知りの間柄である。どうぞと了解した。定年退職者と新卒が同時に私の身近で田舎での生活をスタートする。定年退職者と若者がどんな生活を築くのか。出来れば一緒に酒でも飲みながら、折りに触れ話したいものである。 熊野に来て丸7年。流れに身を任せてきた。農業や環境のことなどを学びたいと思い共育学舎を立ち上げた。周りの協力があり、人と校舎と農地と舞台は整った。あとは中味の問題。これから共育学舎でどんなドラマが、展開されるだろうか。共に学ぶ「共育学舎」の新たなスタートでもある。 人は考え学び行動するから成長する。お互いが師であり同志である。願わくば若い芽を伸ばしたいものである。自らの信念に殉ずる気持ちに変わりは無い。頑固でへそ曲がりなオッサンがすることだから、善意で協力してくれる人たちには、色々と心配や迷惑を掛けることになるだろう。 |
||
| 3.18 百姓とボランティアキャンプ 最近雨が多い。今日も昼前から雨。陽気も何となく未だ寒い。菜の花は花が咲き始め順調に成長している。小麦が何ものかにより食べられている。電柵をチェックするかぎり鹿や猪が進入した形跡は無い。ウサギか何かの小動物だと思うが毎晩続くと結構な被害になる。今頃被害を受けると収穫は無理である。被害が少ないことを祈るだけである。百姓とは、時には悲しいものであり、無力なものでもある。何とか生きていければ良しとしよう。それこそ欲をかけばきりが無い。 25日からキャンプが始まるが参加者は20名を越える。内外国人が7〜8人になる。プログラムのことを考え、色々と準備もしているが、どうも何かをしようと心が動かない。アイディアはあるが決定とまでいかない。若い外国人はボランティアということで張り切ってくることは想像できる。 彼らはボランティアとは、「貧しいもの、弱いもの、恵まれないもの」を助けるという意識がある。それは間違いとは思わないが、私の意識とは少し違う。私は「富めるものであり貧しいもの」でもある。お互いに生き、生かされている条件が違うというだけのことである。そこに優劣は無い。だから恵まれない人を助けるという意識では無く、一緒にしようというだけのことである。 去年のキャンプはアメリカ人青年と半年間話し合い企画した。微妙なお互いの違いを理解したうえでスタートした。今年はお互いに初めて顔を合わせる。しかも女性が多い。思い込みが強い人もいるだろう。お互いの違いを理解するキッカケになればそれで良いと思う。どんな人たちが集まり、どんな雰囲気になるだろうか。臨機応変でいこう。 |
||
| 3.16 仕事と若者 明日から2人の若者が来る。一人は東京からの男性で専門学校の春休みを利用し、4月初めまでの滞在予定。もう一人は大阪からの女性で会社の休みを利用し、5日間の滞在予定。若者の都会から田舎への流れは少しではあるが確実にある。この流れを的確に掴めば田舎に若者が増える可能性はある。 夜には大学を2年間休学した若者2人から電話があり、20日に引越しの荷物を運び込むという。いよいよ田舎での生活がスタートする。世間の常識では、田舎には仕事が無いから若者が住めないという。仕事を求めて都会に行くという。「仕事」の問題として片付けているが、私はそうは思わない。これは嘘の常識であり、努力しない口実だと思っている。仕事は与えられるものもあるが、自ら作り出すものでもある。人間は仕事のためにのみ生きるものでは無い。若者と一緒に汗を流そう。 |
||
| 3.14 地場産品と冷凍食品 自分が気が付かないところで疲れが溜まっているせいか、午前中は何もする気になれなかった。雪がちらつき、寒さが戻ったのも良い口実になった。休みたいときに休めるのが百姓の良いところである。午後からは以前からの約束があり出かけた。市内に地場産品を直売する店が開店したので覗いてみた。実態は業務用スパーと共同スペースで業務用冷凍食品の売り場面積のほうが大きい。冷凍食品の品数の多さと安さに驚いた。それに比べ地場産品の淋しいこと。地産地消の掛け声が虚しい。 冷凍食品の原料は何処で生産されたものだろうか?。生鮮ならば品の良し悪しも判断はつくが、冷凍となってはただ食べるだけである。ドッグフードと同じで餌といったほうが良いような感じがする。食べ物が人間の精神と肉体に与える影響を考えないのだろうか。生産者の良心も凍り付いてしまったのだろうか。気持ちを取り直して明日から畑に立とう。 |
||
| 3.13 二次審査会&交流会 懸賞論文の二次審査と表彰式も無事に終わった。全国から10名が参加した。白熱したプレゼンであり5時間を越える長丁場であった。各々の個性が発揮され味わいがあった。就農を決意している若者も一人いて頼もしく思った。審査も難航したが、最終的には落ち着くところに落ち着いた。少数ではあるがこのような若者がいることを頼もしく思ったし、一筋の希望を実感した。交流会でも皆楽しそうに良く飲み話していた。気が付いたら午前2時をまわっていた。中には3泊していく若者もいて毎晩遅くまで飲んでいた。1週間皆で泊まったらもっと仲良くなれるのに、と言ってくる若者もいた。若者にとってもよき出会いの場となったと思う。 自由で開放的な雰囲気の中で出来るのも、木造の校舎ということも大きな力だとも思う。見放されていた校舎に光が戻り、校舎も喜んでくれたと思う。多くの人の協力があってできることであり、ありがたいと心から感謝している。一息ついて25日からのボランティアキャンプの準備が始まるし、田んぼの準備やら小麦の手入れも待っている。 |
||
| 3.10 論文 明日は懸賞論文の審査会。準備は万全とはいかないが、最善は尽くしたつもりである。後は下手なことはしないで、参加者の勢いに任せる。10名が参加予定。遠くは北海道から参加する。出来ることならば、全員に最優秀賞をあげたいが、、、、、。。 |
||
| 3.6 懸賞論文二次審査会、外国人との生活 今週の土曜日には、懸賞論文の二次審査会。どんな若者が顔を見せるのだろうか。今時プレゼンテーションにはpcやプロジェクターを使用するのは常識であるが、今回はあえて使用を控えてもらった。意地の悪い田舎のオッサンがすることで、非常識である。そのことの自覚はしているつもりである。何かと周りの人に迷惑を掛け続けている。余計なことをしなければ波風は立たない。自らの想いと行動で波紋を起こしている。ハイテクの中で生活している若者がどんな反応を示すか楽しみである。他人を困らせ喜んでいる意地の悪さが自分の中にある。 アメリカ人男性とフィンランド人女性と家内と4人での生活。家の中で英語が飛び交っている。家内は英語を喋るが私は喋れない。言葉の通じないストレスがお互いの中にある。如何にしてストレスを解消し、友好な関係を保つか。私は感じた事を日本語で日頃より強い調子で喋る。特に仕事のときは激しく注意する。そのことにより私の感情が伝わる。相手も英語で激しく反論してくる。お互いに相手の感情は理解できる。相手のことを思い遠慮するとおかしくなる。相手のことを思い遠慮しないで、自己主張すると彼らは彼らなりに納得する。そこでなんとなく納得し笑顔が戻る。 そんな事を毎日繰り返している。疲れることもあるが自分のまいたタネだから仕方が無い。旅行ならば大したことではないが、生活となると言葉の壁は大きい。日本にも外国人が沢山来ているが、悲劇も起きている。外国人労働者に安易に頼ろうとしているが、言葉の問題を真剣に考え対策を立てないと、取り返しのつかない悲劇が繰り返されるだろう。人間を労働力として考えるのは間違っている。 |
||
| 3.4 春近し 畑の菜の花の蕾がほころび始めた。まだまだ寒いが春は近いようだ。1年間休耕した田んぼの準備に入る。今年はどんな米作りになるのだろう。百姓はなんと言っても自然の恵みが無ければ生きられない。今のところ小麦も菜の花も順調に成長している。収穫まであと3ヵ月余り。毎日天気のこと、獣害のことなど心配の種は尽きない。その間にイヴェントの準備やら、来客の相手やらで毎日が過ぎていく。 -------------------------------------------------------------------- |
||
| 2.28 人生の幕引き 2月も逃げていった。2月29日は今は亡き母の誕生日。先日90歳を超えた父と同居している弟から、父が養護老人ホームに入所したと連絡があった。出来ることならば、最後まで自宅でと願っていたが、離れて暮らしている身としては何も言えない。人生最後の幕引きが難しい。自分の思うようにならないのか、それとも自分の積み重ねた人生の結果なのか。先日ビデオで「楢山節考」を見た。家族を護るために自らの意思で子供に背負わせ、山に入り雪の中で正座し合唱したまま最後を迎える母親。同じく家族を護るため、子供に無理やり背負われ崖から突き落とされる父親。同じ最後でも内容が違う。人間誰でも最後を迎える。願わくば潔く幕引きをしたいものである。 |
||
| 2.27 50代の課題 フィンランドから30代の女性が10日間の滞在予定で来た。パワフルな女性である。聞けば半年働いて半年は旅行をしているという。既に60ヵ国以上旅行し,将来はゲストハウスを経営をしながら旅をする計画だそうだ。おしゃべりで押しの強いタイプ。暫くはアメリカ人とフィンランド人との生活が始まる。 若い頃旅をしている時に、タイの小さなゲストハウスでアメリカ人、フランス人、ドイツ人、スェーデン人と2ヶ月ぐらい一緒に生活した時のことを思い出した。言葉は通じないが旅人の気楽さで、小さなトラブルはあったが結構楽しかった。要は気持ちの問題。言葉が通じることと、心が通じることは違う。言葉も心も通じたら何も言うことは無いが、そんなことはめったに無い。居ながらにして色々な人との縁が出来る。疲れることもあるが、学ぶことも多い。40代の10年間は殆ど人との縁を断っていたが、50代の8年間は毎日のように客人の相手をしている。他人と付き合いながら、どう自分の気持ちを保っていくかが50代の課題だが、まだまだ相手により気持ちが揺れ動く。自分を捨て切れていない。身を捨てて身をすくう貝杓子には程遠い。まあ、ゆっくり歩いていこう。 |
||
| 2.25 嬉しいメール 膝の痛みもどうやら大したことは無く、今日は草刈り機を使うことが出来た。やれやれだ。これから何かと忙しくなる。今夜東京の高校2年生からメールが来た。将来農業をしたくて農業大学に行くために勉強しているという。春休みに農業体験をさせて欲しいという。こんなメールは何より嬉しい気持ちになる。どんな高校生か会うのが楽しみである。何かの役に立てたら良いが、、、、。 若者が就農を希望したときに、支援できる仕組みが必要だ。今後の重要課題だ。若者と一緒に取り組むことが出来たら良いな。 |
||
| 2.24 膝の痛み 薪作りのために2日間、足場の悪い急斜面でチェーンソーを使い、重い木を運んだためか、左足の膝が少し痛い。歩くのには支障がないが、力を入れると痛い。今までならばこの程度の作業ならば、問題は無かったと思うが仕方が無い。これからは重労働をするときのペース配分を、考えないといけない。2泊3日で男子学生が3人来ていたが、学生には別な用件をお願いした。最近の若者は体の使い方の基本が出来ていないのが多い。共同作業の経験も無いので、一緒に作業するとこちらが危険にさらされる。それにしてももう一度、体を鍛えなおさないといけないなぁ。体が痛いと気持ちまで落ち込む。問題は回復力がどれ位あるかだ。 |
||
| 2.22 薪作り 今年の冬は寒さが厳しい上に、来客も多くストーブをたく時間も長く、例年より薪の消費量が多い。残りが少し不安になったので、昨日今日と急遽薪作り。程好い樫の木をもらったのでパン用のも合わせて切った。人間は何時から火を使うようになったのだろう。それから何時の時代でも、燃料の確保のため費やすエネルギーは大変なものである。環境破壊の第一歩はその時から始まったとも言えるが、、、、。これからパン用の薪を絶えず用意することになる。幸いなことに薪材には不自由はしないが労力は要る。体力との相談でもある。 |
||
| 2.20 百姓の良いところ 朝から雨模様。昼寝をし疲れが取れた。こんな気ままが出来るのが百姓の良いところである。勤め人だったらこんなことは許されないだろう。疲れが疲れを呼び、気持ちも体もボロボロになり、苦しんでいる人も多いだろう。「過労死」なんてことに、なら無いように気をつけよう。 |
||
|
219 スロー? |
||
| 2.16 肉眼では見えないもの。 今日から味噌作りが始まった。今回は麦で糀を作る。知り合いの分とあわせて出来上がりで100kg足らずの予定である。果たしてどんな糀が出来るか。肉眼では見ることは出来ないが、確実に生存している微生物を相手にする。自分の想いと経験とカンが頼り。手間暇は掛かるが面白さがある。製糀械で作れば楽だし失敗は無い。寝ている間にできる。でも機械に頼る気にはならない。せめて味噌ぐらいは手塩にかけて作りたい。手前味噌であり、ささやかな自己満足である。 何の気なしにオウムの麻原とホリエモンのことを思った。麻原は塀の外に出る希望が無いので、彼に残された道は、自らの意志で自らを破壊することしかない。彼は塀の中で自己破壊に向かってひたすら突き進んでいるだろう。生きる屍になることが彼に残された自己主張の道である。彼の強欲がそうさせるのだと思う。 ホリエモンは塀の外に出られる希望がある。いくら再逮捕を繰り返されても、実刑を受けても3年程度で娑婆に出られる。30代で再挑戦できる。社会の中で自己主張できる可能性が残されている。彼は徹底的に裁判で無罪を主張するだろう。何故ならば、罪を認めることは彼の中では、自己破壊に繋がる。だからどんなに客観的な証拠をだされても認めないだろう。 現在の法律では刑期を務めれば、誰でも社会復帰は認められる。彼の強欲さが無罪を主張させるだろう。麻原もホリエモンも自分の中にある。肉眼では見えないが確実に存在している。扱いに気をつけよう。 |
||
| 2.15 若者からの手紙と地域審議会 昨年の懸賞論文で最優秀賞を受賞したI君から,手紙と彼の文章が掲載されている雑誌が届いた。彼の手紙に論文も大事だが、応募者同志の交流も大事な財産ですと書いてあった。最優秀賞受賞の名に恥じないよう頑張りますとも付け加えてあった。表彰式で顔を会わせた若者同士の交流が都会で続いているようだ。少しは役に立ったのかなと嬉しい気持ちになった。何といっても若者には将来がある。今年も3月11日に予定している表彰式にどんな若者が顔を見せてくれるのか楽しみである。 市町村合併に関する特例の地域審議会の委員に任命され1回目の会議に参加した。旧熊野川町から10名の委員が任命された。顔ぶれは定年退職者が大半である。任期は2年。公の場で正々堂々と意見を主張できる良いチャンスでもある。どれだけ政策に反映されるかわからないが、前向きに考えよう。しかし何故自分のようなよそ者が任命されたのか不思議でもある。一寸前の田舎では考えられないことである。田舎も内部から変わり始めているのだろうか。一次産業を大事にし、若者の受け皿が出来るような、政策の実現が出来たら良いなと思う。出来るかぎりのことはしよう。 |
||
| 2.12 パン焼きの会・心の埃 小麦を栽培し自宅でガスや、電気でパンを焼いている人たちが集まり、土窯でパン焼きをした。材料も作り方もそれぞれのやり方で、土窯との焼き具合と味の違いを体験してもらった。一つの窯で色々なパンが焼けた。試食をしたが、感想はあえて聞かなかった。それぞれが自分のが一番美味しいと感じてくれたらそれで良い。我が家に滞在しているアメリカ人がピザを作ってくれた。彼なりのこだわりがあり面白かったし、美味しかった。 自分が生きていることに何の意味があり、価値があるのかと、自問自答することがある。そういう時はなんとなく、疲れが溜まり始めたときである。歯が痛くなり、歯の存在を意識するようなものである。だから一人静かな時間を持ち、気の済むまで考えることにしている。結論は自分の人生、何の意味も価値も無いというところに落ち着く。何の意味も価値も無いからこそ、自由な発想と行動が出来るし、安心して生きていける。自分が行動すれば副産物として光と影が出来る。光だけ見ると思い上がるし、影だけ見れば卑屈になる。心とは厄介なものである。解っているはずの事が、解らなくなることがある。自分の愚かさである。一日生きたら一日分の埃がつく。掃除は毎日した方が気持ちが良い。 |
||
| 2.10 ウーファーたち・パン窯 20代の女性2人が「また来ます」といって帰っていった。彼女達が滞在中、何を思い何を感じて帰っていったのだろうか。願わくば農業のことに、少しでも関心を深めてくれたら良いなと思う。お世辞かもしれないが、野菜が美味しいと食事の度に言っていた。有機栽培の採れたて野菜と、都会のスーパーで売っている外国野菜との違いを、理屈ぬきで味わう事ができたと思う。 最近の子供は野菜をあまり食べないと聞く。それは美味しい野菜が食卓に並ばないからだと思う。食育という言葉をよく耳にするが、原点は美味しくて、安全な野菜を提供することだと思う。食育に関し学者や教育者が盛んに講演や書物を書いているが肝心なことは、、農業生産者でなければ伝えることはできないだろう。それだけに農業者の責任は大きい。若者に本物の味を提供していきたいと思う。 パン窯を作りたいと言う人が訪ねてきた。耐火煉瓦やセメントを使わずに赤土で作りたいと話していた。備長炭や木酢液に造詣の深い人であった。話によると耐火煉瓦やセメントで作った窯と、赤土で作った窯で焼いた炭は違うといっていた。土窯で焼いた炭の方が良いと言っていた。だからパンも土窯で焼きたいと言うことだった。土窯の良さを理解してくれる人がいる事は嬉しいことだ。出来るかぎりの協力を約束して分かれた。土窯の良さが理解されれば色々な面で波及効果が生まれると思う。 |
||
| 2 8 70兆円のビジネスチャンス? 昨晩、地域おこしの活動をしている知人から誘いをうけ会合に参加し、そのまま宿泊してきた。会合には各地で活動している人たち約20名が参加した。参考になる意見も多くあった。色々な話の中に2007年問題、団塊の世代のことが話題になった。話を聞いていると70兆円のビジネスチャンスと捉えている人が多いようだ。百万人の回帰運動として、既に全国の自治体で争奪戦が始まっているという。人生をかけてやっと手にする退職金と年金を如何にして使わせるかの争奪戦の様相を呈しているようだ。 一方では働くだけでは能が無いからボランティアをしろと笛や太鼓を叩いている。この国の国民の神経はどうなっているのか? 長年一生懸命に働き続けた人たちに、ご苦労様でした。ゆっくりしてくださいと、頭の一つも下げることが出来ないのか。全てお金のフィルターを透さなければ、ものが考えられないのか。全てを金儲けの対象にしなければ気が済まないのか。ホリエモンを誰も責める事はできない。団塊の世代も周りの騒ぎに振り回されないように気をつけることである。この騒ぎが空騒ぎで終われば良いなと思っているのは私一人ではないだろう。そう思いたい。 |
||
| 2.4 命 知人が自殺したと連絡があった。詳しい事情は解らないが、ある程度は察する事はできる。仕事の関係で、辛い立場におかれていたのは事実である。先月温泉で会った時「本年も宜しく」と言葉を交わしたのが最後となった。冥福を祈ることしか出来ない。 命あるものは死を迎える。命あるかぎり心して生きる。 |
||
| 2.3 節分 鬼は外、節分である。自分の中に鬼が何匹もいる。あの世とやらでは地獄に行くことは間違いない。閻魔さんに言われるまでもない。どうせなら地獄で鬼と一緒に遊びたいものである。 懸賞論文も津軽海峡を超え北海道からも届いた。量的には1回目を超えた。関係者に感謝。地道な活動だが出来るかぎりの努力をしていきたいと思っている。論文を読むととても参考になることが多い。今後の活動に生かしていく。 小麦も菜の花も、蒔いた時期により成長具合に差があるが順調である。もうすぐ猟期が終わる。昨年から今年にかけて、どうしたことか猿をあまり見かけない。このまま山にいて欲しいと思うがそうはいかないだろう。獣害対策は頭が痛い。鬼が猿を退治してくれたらと思うが、、、、、。 |
||
| 2.2 懸賞論文・若者 懸賞論文の応募数が昨年の17本を超えた。出来れば20本を越えて欲しいと思うが、、、、。さっと目を通した感じでは体験を通して、感じたことを書いてあるのが多く好感がもてる。学問が机上のものでなく、実学であって欲しいと願っている。若者が田舎のことや農業、環境の事を通し、生きることについて考えるキッカケになれば良いなと思っている。田舎の百姓のオッサンが、こんな企画をたて、多くの人に情報の伝達が出来るのはネットの力が大きい。ものは使いようで薬にも毒にもなる。3月11日に表彰式を行う予定。どんな人物が来るのか楽しみである。 子供を対象にした、春休みボランティアキャンプ(3月25日から5泊6日)の募集もスタートした。早速2名の申込みがあった。昨年は6泊7日にしたが、3月31日には先生の離任式があり登校日の学校が多いので1日短縮した。出来れば2週間ぐらいのキャンプをやりたいと考えているが、学校行事もありなかなか難しい。 私の主催するキャンプは、子供達に予め用意をしたことを教えることはしない。スケジュールで縛ることもしない。集まった子供達の雰囲気を見て、組み立てていく。昨年のキャンプでは、朝から晩までよく遊んだ。遊べば遊ぶほど子供達のエネルギーは爆発した。今年はどんな子供達が来るだろうか。どんなスタッフが集まるだろうか。 現在26歳の女性が滞在している。来週の月曜日からはアメリカ人を含め男女4名の若者が滞在する予定。どんな動機でも良いから、若者が田舎に足を踏み入れる事が大事なことだと思っている。そんな中からきっと田舎で生活を始める若者が出てくると思う。田舎暮らしのスカウトみたいなものである。若者の意識は、少数ではあるが確実に田舎に向き始めている。千載一遇のチャンス到来である。 ------------------------------------------------------------- |
||
| 1.29 自然治癒能力 人間には自然治癒能力がある。このことは知識としては承知しているが、自分に実際どの程度の力があるのかは自覚していない。今回台湾滞在中に左足首の痛みに襲われた。過去3年間に2度同じ症状が出たことがある。 1回目の時に外科の診察を受けたが、レントゲンを撮り骨に異常が無いので捻挫でしょう。湿布と炎症止めの内服薬で様子を見ましょう、と言うことになり約2週間は松葉杖での生活になった。2回目のときは内科の診断を受けようと受付をしたが、足が痛いと言ったら外科に回された。診断結果は同じで暫く松葉杖を使用した。 今回の呼吸法の先生は16歳のとき病気で全盲になり、現在は音楽家でもあり、民俗伝統治療家でもある。先生の診断では腎臓の弱りから来ていると言うことであった。足マッサージの先生の診立ても腎臓から来ていると同じ診断結果であった。痛風と言うのである。2回の足マッサージで治ると断言した。1回40分の足マッサージを2日受けたら、激痛で歩くのも大変だったのが、確かに痛みも楽になり、歩けるようになった。3日目にはほぼ完治した。これは事実である。 家内は一部始終をそばで見ていた。人間の知恵と技術があれば自然治癒能力をここまで引き出すことが出来るのかと感服した。高額な医療器具も薬も服用しないで、病気を治すことが出来る方法があることを実感した。手術の傷跡も、薬の副作用も無い。人間の確かな知恵と技術と自然治癒能力。自分に新たな課題が出来た。 呼吸法も世間には様々な方法が喧伝されている。自分も座禅の経験もあり腹式呼吸を心がけ、実践している。今回学んだのは、より肉体を意識した呼吸法であった。 呼吸は死ぬまで続けるものであり奥が深い。簡単に表現できるような問題ではない。とても大事なことを学んだ台湾での10日間であった。人間の出会いの不思議さに感謝。謝謝。 明日から26歳の女性ウーファーが来ることになっている。2月4日にはもう一人女性が来る予定。先程電話があり何回も滞在しているウーファーが又来るという。彼は我が家をベースに活動をしている。それはそれで良いだろう。自分の気の済む様にしたら良い。人間気持ちが落ち着くところに、落ち着くことが大事である。若者の気持ちを折ることなく支えたいと思っている。 |
||
| 1.28 台湾 暫く日記を書く機会がなかった。理由は急に17日から27日まで台湾に行くことになり、前から予定のイヴェントと、出発の準備が重なり慌しく出発したためである。昨日無事帰国した。今回の目的は台湾の民俗伝統治療法の足マッサージと呼吸法を体験するためであった。結論は素晴らしい2人の実践家に会うことが出来、その効果を自分の体で体験することが出来た。 人間の自然治癒力と、その力を引き出す人間の知恵と技術の素晴らしさを学ぶことが出来た。以前から食料、エネルギー、教育と医療の自給を考えていたが、今回の体験を通し医療の自給にも一筋の希望を見出すことが出来た。今回の体験を活かし、工夫実践を重ね、確かなものを確立したいと考えている。 |
||
| 1.9 百姓の世代交代は お世話になった近所の人が亡くなった。70代前半だからこの地域では若い方である。子供はそれぞれ独立しているので奥さんが一人残された形である。今後どうなるのか家庭の事情は他人には解らないが、ひとり一人の存在が大きい地域だけに淋しさもひとしおである。何が出来るわけでも無いので、冥福をお祈りするだけである。残されたおばあちゃん一人では、農業もしんどい。かといって地域で支えるだけの人が地域にはもういない。こうして農地と山林が放棄されていく。日本全国の田舎で共通の出来事だと思う。 生あるものが死を迎えることは避けられない。貴重な経験と技術も一緒に滅びていく。せめて若い人を地域に迎え入れなければ地域も農業も林業も滅びていく。ことの重大さをどれだけの人が、気付いているだろうか。 最近農家の生まれで無い人が農業や田舎に関心を持ち始めている。数は少ないが確実に増えつつある。我が家にも色々な若者が訪ねてくる。此処に一筋の希望を見出している。この流れを大事にしたい。自分には農業の経験も技術も無いに等しい。指導することは出来ないが、一緒に汗を流す事は出来る。今日も若い2人の青年と汗をかき、温泉で汗を流し、美味しい食事とお酒をのんで気持ちが良い一日であった。 |
||
| 1 7 七草粥・団塊世代の一人として せり、なずな、ごぎょう、、はこべら、、ほとけのざ、すずな、すずしろ。春の七草。朝、畑の周りで採取した、新鮮な七草粥の昼食。蕗のとうも今年初めて食べた。もう春が近い感じがする。 最近団塊の世代に関する情報を目にする機会が多い。普段情報に接する機会が少ない、自分が目にするくらいだから、世間では情報が溢れているだろうと思う。それとも自分がその世代だから気になるだけなのだろうか。考えてみれば団塊の世代はメディアに翻弄され始めた最初の世代とも言える。人間として自我が目覚める頃、外からの情報を一方的に無秩序に一杯詰め込まれた。周りの大人にとっても初めての事だから翻弄されるしかなかった。オリンピックだ、全共闘だ、ビートルズだと、自我を育て,自分らしさを育てるチャンスを見失ってしまった。 その後、高度経済成長の波に呑まれ、企業戦士として命令されるままに働き続けた。そんな世代が還暦を迎え定年を迎えようとしている。思えば団塊の世代は親から受けた大事なことを子供に伝えることをしなかった、最初の日本人とも言える。親子の断絶を作り出した。 団塊の世代を両親として生まれた子供は、もの心つく前からテレビの前に座らされ、親よりもメディアから垂れ流される情報を糧として成長した。その子供たちが両親になったとき、子供とどう接して良いのか解らず、様々の問題が生じている。日本人は自我を育てることの大切さを思い出す必要があると思う。家庭の中に無秩序に流れ込む情報を制限することが必要。そうしなければ夫婦、親子の情が育たないだろう。 言論の自由、表現の自由とはいうけれど、自由には責任が伴うことを自覚しなければ、弊害の方が多くなるだろう。今の日本の社会情勢がそのことを証明している。一方的、一面的な情報に惑わされない知恵を持つことが大事になる。分をわきまえてマイペースで生きて生きたいものである。 |
||
| 1.6 人日の節句 今年の冬は寒い。年末から年始にかけて雪がちらつく日が多い。温暖化した地球を冷やす自然現象なのか?今日新宮の町に行ったが正月の雰囲気は全く感じられなかった。年々季節感とか風物詩とか情緒のあるものは消えていく運命にあるようだ。経済的な価値観だけが最優先され潤いが消えていくのは残念だし、問題がある。そういえば、明日は七草粥。我が家の食卓に七草粥が乗るかな、、、、。 |
||
| 1.4 ウーファー2人滞在 本日から40歳と26歳の2人のウーファーが滞在。若い人がどんな動機で、どんな形でも良いから、農業に関心を持ち、畑に立ったらいいとも思う。その為に自分に出来る範囲で応援していきたい。自分で考え、自分の意志で農業にかかわる人が増えてきたら、日本の農業も良い方向に行くだろう。 日本は食料自給率40%、木材自給率20%エネルギーに関してはゼロに近い、根本的に考え直す必要があるだろう。人間は関心の無いことには心が動かない。心が動かなければ行動出来ないし、現実は変わらない。一人でも多くの人に農業に関心を持ってもらい、現実が良い方向に変化するように願っている。 |
||
| 1.2 縁起がいい? 本日も静かに過ごした。畑の電気柵も無事。畑に行く途中で元旦と今日と2日連続でお金を拾った。元旦は12円。今日は52円。〆て64円。今年はお金が入る前兆かな、、、、、?。メールや電話が少し来始めた。明日からは来客予定がある。寝正月も本日までか。 |
||
|
1.1 謹賀新年 |
| NPO共育学舎 代表 三枝 孝之 〒647-1221 和歌山県新宮市熊野川町西敷屋450 TEL/FAX 0735−47−2160 E-mail:saigusa@zb.ztv.ne.jp |